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傾斜の角度と栽培の難易
2005 / 10 / 07 ( Fri )
傾斜の角度と栽培の難易

おもしろいことには、サボテンがはえている上地の傾斜の角度が、そこにはえているシャボテンの性質と、非常に重要な関係があるということです。
おおざっぱにいうと、傾斜の角度の急なところにはえているものほど、湿気に対して敏感な植物であることが多いようです。

この湿気に対して敏感だということは、根回りが多湿であることもいけないが、全然カラカラにかわくというのもよくない。
結其、その植物にとって最も適度の湿度を必要とするのですが、その適度という・囲が狭くて、他し湿度が多すぎても、またちょっとかわきすぎてもよくない、という意味です。

サボテンは、原産地では、その生存に厳密に適した、限定された地域だけにはえていて、そこからわずかに離れた地域には、もはやはえていないそうです。
とりわけ傾斜の急なところにはえている植物ほど、その場所のえり好みが激しい。
そういう植物に、その最も好む条件を与えて栽培するということは、至難のわざなので、その意味で、こうした植物は、栽培がむずかしいということになるわけです。

その点、比較的傾斜のゆるやかなところでは、雨が多く降れば地中に水が停滞するし、雨が降らなければ、地表近くにすぐ他から移動してくる多湿がないから、土質は非常にかわきがちになる。
それにもかかわらずそこにはえているサボテンは、多他の湿りすぎやかわきすぎに対して、それほど神経質ではなく、割に鈍感だということになるようです。

したがって、そういう植物は、栽培上の多他の過失に対しても、寛容な適応性を示してくれます。
要するに、サボテンは、その自生地の傾斜が急であるか、ゆるやかであるか、その傾斜の角度と栽培の難易とに、密接な関係がある、ということになるようです。
したがって、このことは、それならこれらの植物を人工培養するにあたって、鉢や土の構成、多のやり方などを、植物によってどう変えたらいいかということの原則に、いろいろな暗示を与えてくれるでしょう。

一般の多肉植物の場合は、傾斜のゆるやかな地域にはえているのが割に多いので、この考えに従えば、植え方や多のやり方も、それほど難しくないということになるのですが、これにも例外があって、急な傾斜地にはえているのもあるので、栽培のいたくむずかしいものも、若干あるようです。











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